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【2025年最新】東京都の創業助成金とは?対象者・助成額・申請方法から採択率UPのコツまで徹底解説

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Last Updated on 2025年8月22日 by ロジメイト編集部

【2025年最新】東京都の創業助成金とは?対象者・助成額・申請方法から採択率UPのコツまで徹底解説

東京都で起業を考えている方にとって、資金の調達は最も重要な課題の一つです。そんな創業予定者や創業5年未満のスタートアップを支援する制度として、東京都の創業助成金があります。本記事では、TOKYO創業ステーションが運営するこの助成金制度について、対象者の条件から最大300万円の助成額、具体的な申請方法まで詳しく解説します。

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創業助成金を活用し、成長に弾みをつけましょう!

東京都の創業助成金の概要と特徴

東京都創業助成金は、東京都中小企業振興公社が実施する起業支援制度で、創業初期に必要な経費の一部を助成することで、東京都内での創業を促進することを目的としています。この制度の最大の特徴は、返済不要の助成金であることです。融資とは異なり、事業が軌道に乗った後も返済の必要がないため、創業時のリスクを大幅に軽減できます。

助成率は対象経費の3分の2以内で、下限100万円から最大300万円まで助成を受けることができます。これは、例えば450万円の対象経費があれば、その3分の2にあたる300万円の助成を受けられる計算になります。ベンチャー企業やスタートアップにとって、この資金は事業を軌道に乗せるための重要な原資となるでしょう。

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創業助成金はかなり手厚いですね!

創業助成金の対象者の条件と申請資格

東京都創業助成金の対象者は、大きく分けて「創業予定者」と「創業から5年未満の中小企業者等」の2つのカテゴリーに分類されます。個人事業主でも申請可能で、年齢制限は特に設けられていません。

東京都の創業助成金の主な申請要件

対象者となるための主要な条件は以下の通りです。

対象者の要件

  • 都内での創業を予定している、または創業した日から5年未満である
  • TOKYO創業ステーションの支援プログラムを利用している
  • 法人の場合は本店所在地が、個人事業主の場合は主たる事業所が東京都内にある
  • 税金の滞納がない

特に重要なのは、TOKYO創業ステーションが実施する「プランコンサルティング」や「スタートアップ支援プログラム」などの事業計画策定支援を受けていることです。
プランコンサルティングを利用するには、まずTOKYO創業ステーションの公式サイトで無料のメンバー登録を行い、その後プランコンサルティング利用申請を提出します。承認後、オンラインで相談予約を取り、担任制のコンサルタントから継続的な支援を受けることができます。
これらのプログラムでは、専門家による個別相談や事業計画書のブラッシュアップ支援を無料で受けることができ、申請書の書き方についても具体的なアドバイスを得られます。

インキュベーション施設やアクセラレータープログラムの修了者には、申請において一定の優遇措置が設けられているケースもあり、東京都の起業支援エコシステムとの連携が重視されています。

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創業助成金を受けるために、まずはTOKYO創業ステーションにアクセスしてみましょう!

創業助成金の助成対象経費の詳細

東京都創業助成金の対象経費一覧には、創業初期に必要な様々な費用が含まれています。効果的な資金活用のためには、どの経費が対象となるかを正確に理解することが重要です。

助成対象となる主な経費

  • 賃借料: 事務所・店舗・工場等の家賃(敷金・礼金・保証金は対象外)
  • 広告費: ホームページ制作、チラシ・パンフレット作成、看板設置費用
  • 器具備品購入費: パソコン、ソフトウェア、事業用機器(1点あたり税込1万円以上50万円未満)
  • 産業財産権出願・導入費: 特許・商標等の出願経費、弁理士費用
  • 専門家指導費: 税理士、中小企業診断士等への相談料(月額上限あり)
  • 従業員人件費: 正社員・パート・アルバイトの給与(創業者本人は対象外)

一方で、創業者本人の人件費、接待交際費、通信費、消耗品費、車両購入費などは助成対象外となります。事業計画書のテンプレートを活用する際には、これらの対象経費を適切に計上し、助成率3分の2を考慮した資金計画を立てることが必要です。

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創業助成金は広告費も対象となるのが大きいですね!

創業助成金の申請方法と必要書類

東京都創業助成金の申請は、年に2回程度の募集期間が設けられています。2025年度も春期(4月~5月頃)と秋期(10月~11月頃)の募集が予定されており、最新の募集要項はTOKYO創業ステーションの公式サイトで確認できます。

申請にあたっては、まずTOKYO創業ステーションでの事前相談が必須となります。その後、以下の書類を準備して申請を行います。申請書類は全て指定様式があり、記入例も公開されているため、それらを参考にしながら作成することができます。

必要書類チェックリスト

  • 申請書(指定様式・押印必要)
  • 事業計画書(独自性、市場性、実現可能性を明確に記載)
  • 収支計画書(3年分の詳細な計画)
  • 創業者の履歴書・職務経歴書
  • 登記事項証明書(法人の場合)または開業届の写し(個人事業主の場合)
  • 直近の確定申告書の写し(創業済みの場合)
  • TOKYO創業ステーションの支援プログラム修了証明書

事業計画書では、ビジネスモデルの独自性や競合優位性を具体的に示すことが重要です。市場調査データや顧客ニーズの分析結果を盛り込み、実現可能性の高い計画であることをアピールしましょう。

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お金を貰うことなので、記載はしっかり行いましょう!

創業助成金の審査のポイントと採択率向上のコツ

東京都創業助成金の採択率・倍率は、年度や募集回によって変動しますが、概ね20~30%程度となっています。採択された事例を分析すると、いくつかの共通点が見えてきます。

審査では主に以下の観点が重視されます。第一に事業の新規性・独自性です。既存のビジネスモデルの単純な模倣ではなく、何らかの革新的な要素や差別化ポイントが必要です。第二に市場性と成長性で、ターゲット市場の規模や成長可能性を定量的に示すことが求められます。第三に実現可能性で、創業者の経験・スキルと事業内容の整合性が問われます。

不採択になりやすい理由

  • 事業計画の具体性が不足している
  • 市場調査が不十分で、顧客ニーズの把握が甘い
  • 資金計画に無理があり、実現可能性が低い
  • 創業者の経験・スキルと事業内容にギャップがある
  • 社会的インパクトや地域貢献の視点が欠けている

採択率を高めるためには、TOKYO創業ステーションの専門家による事前相談を複数回受け、事業計画を入念にブラッシュアップすることが重要です。また、過去の採択事例を研究し、成功パターンを学ぶことも有効でしょう。

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創業助成金を貰うためには、計画書などを雑に作ってはいけませんね!

公式サイトより

他の助成金・補助金との併用について

東京都創業助成金は、他の助成金との併用が可能な場合があります。ただし、同一の経費について複数の助成金を受けることはできません。例えば、国の「ものづくり補助金」や「IT導入補助金」、「小規模事業者持続化補助金」と組み合わせる場合は、それぞれ異なる経費項目で申請する必要があります。

補助金と助成金の違いについても理解しておくことが重要です。一般的に補助金は公募期間が短く競争率が高い一方、助成金は要件を満たせば比較的採択されやすいという特徴があります。東京都の創業助成金は名称こそ「助成金」ですが、審査を伴う競争的な性格を持つため、実質的には補助金に近い制度といえます。

資金調達の観点では、助成金だけでなく、日本政策金融公庫の創業融資や信用保証協会の制度融資なども併せて検討することで、より安定した資金計画を立てることができます。

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創業助成金以外の助成金・補助金については、↓の別コラムをご確認ください!

よくある質問(FAQ)

創業助成金の申請に年齢制限はありますか?

東京都創業助成金に年齢制限は設けられていません。若手起業家から、定年後のシニア起業まで、幅広い年齢層の方が申請可能です。重要なのは事業の内容と実現可能性です。

個人事業主でも申請できますか?法人化は必要ですか?

個人事業主でも申請可能です。法人化していなくても、開業届を提出し、東京都内で事業を行っている、または行う予定があれば対象となります。ただし、将来的な法人化計画があれば、事業計画書に記載することで評価が高まる可能性があります。

申請書類の作成にはどのくらいの期間が必要ですか?

事業計画書の作成には通常1~2か月程度かかります。TOKYO創業ステーションのプランコンサルティングを活用しながら、募集開始の2~3か月前から準備を始めることをお勧めします。

不採択だった場合、再申請は可能ですか?

はい、再申請は可能です。不採択の理由を分析し、事業計画をブラッシュアップして次回の募集に応募することができます。実際、2回目、3回目の申請で採択される事例も多くあります。

助成金の支払いタイミングはいつですか?

助成金は原則として事業完了後の精算払いとなります。つまり、先に自己資金で支払いを行い、実績報告書の提出・審査を経て助成金が交付されます。このため、つなぎ資金の準備も重要な資金計画の一部となります。

創業5年未満とは具体的にいつからカウントしますか?

法人の場合は登記簿上の設立日から、個人事業主の場合は開業届に記載した開業日から5年未満となります。申請時点で5年を経過していなければ対象となります。

まとめ

東京都の創業助成金は、スタートアップや個人事業主にとって非常に魅力的な起業支援制度です。最大300万円の助成を受けられる可能性があり、創業初期の資金繰りを大きく改善できます。申請にあたっては、TOKYO創業ステーションの支援プログラムを積極的に活用し、説得力のある事業計画書を作成することが成功の鍵となります。

採択率は決して高くありませんが、しっかりとした準備と戦略的なアプローチにより、十分にチャンスはあります。特に、社会課題の解決や地域経済の活性化につながる事業は高く評価される傾向にあるため、自身のビジネスが持つ社会的価値を明確に打ち出すことが重要です。

2025年度の申請期限も近づいていますので、創業を検討している方は早めに準備を始めることをお勧めします。東京都の起業支援制度を最大限活用して、あなたのビジネスアイデアを実現させてください。資金調達は創業の第一歩です。この助成金を足がかりに、東京から世界へ羽ばたくビジネスを育てていきましょう。


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この記事の執筆者

西川隆将

西川 隆将

公認会計士
2015年に北海道大学在学中に公認会計士試験に合格。大学卒業後、EY新日本有限責任監査法人での監査業務を経て、株式会社BearTail(現TOKIUM)にて事業会社での実務経験を積む。その後、PwC税理士法人で税務業務に従事し、公認会計士として登録。2025年7月に「ロジメイト」を立ち上げ、監査・事業の各領域での豊富な経験を活かしたサービスを提供している。北海道帯広市出身。

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